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映画 『バンディッツ』

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今回紹介する映画は『バンディッツ』(1997年ドイツ映画)同じタイトルのアメリカ映画がブルース・ウィリス、ビリー・ボブソートン主演で2001年に公開されている(こちらも私的には普通に楽しめる映画でおススメではある)がまったく関係はない。

bandits - バンディッツ

・出演: カーチャ・リーマン, ヤスミン・タバタバイ, ニコレッテ・クレビッツ, ユッタ・ホフマン
・監督: カーチャ・フォン・ガルニエ

「ラン・ローラ・ラン」、「ノッキン・オン・ヘブンズドア」など新しいタイプのドイツ映画の先駆けとなった意欲的な作品である。

ストーリー

女性刑務所の中で結成されたエマ、ルナ、エンジェル、マリーの4人組ロックバンド「バンディッツ」(意味は「悪党」)は、ある日、警察のパーティーのステージに立つための護送中脱走に成功する。ここからそれぞれに強烈な個性を持った女4人の逃亡生活が始まる。逃亡中も「バンディッツ」はバンド活動を続け、クラブで演奏したり、警官に包囲されて人質を取って逃亡したり(勿論、これはバンド活動ではない)、そのうち「バンディッツ」の曲が電波にのり、行く先々で熱烈な歓迎を受けるようになる。しかし「バンディッツ」はやはり逃亡者、やがてもう逃げ切れない瞬間が訪れる・・・。

ドイツ版「テルマ・アンド・ルイーズ」とも評される、この映画を解りやすく、一言で評してしまえば「既存の権力体制に反発する破滅型のスタイリッシュ・ロードムービー」とでも言おうか。しかし、こんな陳腐な言葉では、この映画の素晴らしさを表現できない。

ハチャメチャだがテンポのよいストーリー展開と、それによくマッチしたロック・ミュージック。ドイツ映画であるため台詞はすべてドイツ語であるが、音楽はすべて英語である。

この映画の魅力の一つは、間違いなく音楽であるが、サントラは本国ドイツは勿論、世界各国でかなり売れたようである。収録曲は全部良いが、私の特にお気に入りなのは、オープニングで流れる(サントラでは9曲目)「オール・アロング・ザ・ウォッチタワー」と「パペット」(別バージョンで1、15、17曲目と3曲収録)である。

この映画を一度見たなら、誰もが女性ロックバンド「バンディッツ」の熱烈なファンにならざるをえないのではないだろうか。劇中の彼女達は、それほどに魅力的である。

バンディッツ ― オリジナル・サウンドトラック Music バンディッツ ― オリジナル・サウンドトラック

アーティスト:サントラ
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:2002/05/02
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バンディッツ
DVD
バンディッツ
販売元 東芝デジタルフロンティア
定価(税込) ¥ 3,990
発売日 2002/03/22

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