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愛の配慮をもって―With Care

 前回に引き続きヘンリ・ナウエン著『静まりから生まれるもの』の中から、「愛の配慮(ケア)」についての記事を紹介したい。

 「独り静まる時から押し出されて、イエスは困難の中にいる人々に愛の配慮(ケア)の手をさし伸ばされました。その独りきりの場所において、イエスの愛の配慮(ケア)は深まり、成熟していきました。」

 「愛の配慮(ケア)の伴わない救済(キュア)の業は、冷たい心で与える贈り物のように、それを受け取る人の尊厳を損ないます。」

 「「ケア」という言葉の語源は、ゴート族の言葉で、心を痛め、悲しむという意味の「カラ」から来ています。ケアの本来の意味は、心を痛めること、悲しみを経験すること、共に叫ぶことです。」

 「本当の配慮(ケア)をしてくれる友とはどのような人かと言えば、わたしたちが絶望し、混乱しているとき、黙ってそばにいてくれる人であり、愛する人を失った悲しみと喪失のときに、わたしたちと一緒にいてくれる人です。意味を教えてくれなくても、治せなくても、癒せなくても、わたしたちの無力さに一緒に向き合ってくれる人です。」

 以前私は、「愛とは徹底した配慮である」という言葉にある書物の中で出会い、それ以来その言葉は、私の心の深い部分に刻まれている。

 またある解説によれば、「忠実」とは「いつも傍らにいる」という意味だという。

 そこで私は、ナウエンのこれらの言葉から、「愛」「配慮」「忠実」という三つの言葉について黙想させられた。

 そして今私は、「愛の人」=「配慮ある者」、そして神に対してだけでなく、すべての人々に対して「忠実な者」でありたいと願っている。

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